ITインフラとは
ITインフラとは、一般的にITシステムの基盤を支えるネットワーク・ハードウェア・ソフトウェアなどを指します。
これらがうまく接続されていないとITインフラは機能しません。
普段私たちが何気なく使っているSNSやメール、ブラウザなどのアプリケーションはITインフラが整った上で稼働しているのです。
例えば、大手通信キャリア会社の顧客情報管理システムは、全国の携帯電話ショップとインフォメーションセンターがネットワークでつながり、新規契約から在庫管理に至る一連の情報を連携して管理をしています。
システムが安定した稼働を行っていくためには、常時監視や定期的なメンテナンスを行い、システムを守らなければなりません。
さまざまなアプリケーションやソフトウェアなどのシステムがいつでも快適に利用できるような環境を整えることがITインフラ事業の役割です。
ITインフラとはIT社会を支える基盤であり、皆さまの日常生活を支える必要不可欠な存在といえます。
ITインフラのこれから
インターネットやスマートフォンなどの普及により、ITは私たちの仕事や暮らしに欠かせないモノとなっています。
発展を続けるITインフラ業界の中でも、目まぐるしい進化を遂げているのはクラウドです。
構築の形態も社内設置のオンプレミス(オンプレ)からクラウド化が進み、いまやその多くがクラウド化されつつあります。
今後、ありとあらゆるものがIT化されていけば、ITを駆使した業務が広がると同時に、その土台を支えるITインフラ業務に携わる方々は、システムを止めずに維持するための高度な技術力が求められます。
縁の下の力持ちであるITインフラに関わる業務は、目立たないものです。しかし、ITの利用にはITインフラが必要不可欠であることから、携わる方々の活躍の場は今後も広がっていくことでしょう。
お客様の業務や私たちの生活に欠かせないのが「ITインフラ」です。そして、そのITインフラを支えるのが「ITエンジニア」。つぎは、24時間365日稼働するITインフラを止めることなく、安定したサービスを提供し続ける「ITエンジニア」について見ていきましょう。